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Facebookの新サービス「臓器提供ステータス」機能提供には、スティーブ・ジョブズ氏との友情があった

投稿時間2012.05.03
ITMediaによると、Facebookが5月1日からスタートさせた新サービス「Organ Donor status(日本では「臓器提供ステータス」)」の機能追加の発端には故スティーブ・ジョブズ氏との友情があったと伝えています。

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このサービスは、Facebookのユーザーが自分で臓器提供者かどうかを公開する機能だそうで、プレスリリースでは、東日本大震災などの災害時にコミュニケーションと問題解決のため役立ってきたが、さらに世界規模の社会問題を解決するためのツールを構築していきたいと説明しているそうです。

このサービスを提供する背景について、ABC NEWSのインタビューに答えたザッカーバーグ氏は、すい臓がんで肝臓移植を受けて闘病した後亡くなったAppleのスティーブ・ジョブズ氏との友情と、小児科医を目指しているパートナー、プリシラ・チャン氏から聞いた心臓移植を受けて元気になった子供の話に触発されたことを明らかにしているそうです。

AppleInsiderでも同様の記事を伝えていて、このことについてザッカーバーグ氏は、具体的な話はジョブズ氏とはしていないそうですが、このプロジェクトに関わる多くの人々は、ジョブズ氏の死後に触発されたと答えているそうです。

非常に興味深い話です。ジョブズ氏は、肝臓移植をして一時表舞台に戻ることが出来るほどの回復を遂げました。ジョブズ氏もまた、臓器提供者を増やすことについて自身の体験からも積極的だったそうなので、その思いが繋がっているのかなと思いますね。