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Mac向けマルウェア「Flashback」は毎日1万ドルを盗む

ITMediaによると、以前から話題になっているMac OS Xを狙ったマルウェア「Flashback」は、Googleが広告で上げる収益をかすめ取ることが目的だったシマンテックが報じているとしています。

Symantec
 
「Flashback」は、Javaの脆弱性を悪用する手口で急速に拡大したMac向けマルウェアで、シマンテックが解析したところ広告クリック型のトロイの木馬だったそうです。

これは、Googleに対する特定の検索クエリを標的にしてユーザーをほかのページにリダイレクトし、そのページからクリック報酬を受け取る仕組みだと説明しています。

このマルウェアの被害額は「1日あたり1万ドル以上に及ぶと」シマンテックでは推測しているようで、シマンテックは改めて最新パッチの適用とウイルス対策定義ファイルの更新をMacユーザーに呼びかけているとしています。

「Flashback」はこういった目的で作られたマルウェアだったんですね。日本のユーザーに感染していたのは全体の0.1%に過ぎなかったわけですが、それでも0ではないので、しっかりAppleから配布されている修正ファイルなどを適用して対策をしておいた方がいいですね。

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