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Apple、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」に10億ドル(約1,173億円)を出資することを発表

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WSJによると、Appleは、ソフトバンクが設立した「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」に10億ドル(約1,173億円)を出資することを発表したと伝えています。

Appleが約1,173億円を出資

「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」は昨年10月に総額1,000億ドル(約10兆円)規模を目指して設立されたファンドで、ソフトバンクが250億ドル、サウジアラビアのパブリック・インベストメント・ファンドが最大450億ドルを出資し、残りを大手投資家が出資するために協議中と発表していましたが、今回Appleはそこに10億ドル出資することを決めたそうです。

Appleの広報担当Kristin Huguet氏はこの件について「新しいファンドは、Appleにとって戦略的に重要な技術開発のスピードアップに役立つと信じている」と述べ、さらに「Appleは日本の通信会社と長年に渡って協力してきた」とも述べているそうです。

今回の出資については、昨年12月に情報がありましたが、正式にAppleが出資を決めたようですね。なお、WSJの別の記事によると、クアルコムも出資するという情報があり、ファンド自体は1,000億ドルの出資の約束をこれまでに取り付け、近日中に正式設立される見通しだとしています。