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Apple、「iPhone 4S」プロトタイプ捜索のため家宅捜索した住人と和解成立!?

投稿時間2012.04.06
MacRumorsによると、Appleは、従業員がサンフランシスコのバーで発表前の「iPhone 4S」のプロトタイプを紛失した事件で、Appleのセキュリティー担当者が警察に偽装して家宅捜索した住人と和解が成立したようだと伝えています。

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この事件は「iPhone 4S」が発表されるおよそ2ヶ月前に、Appleの従業員がサンフランシスコのバーで「iPhone 4S」のプロトタイプを紛失してしまい、その後デバイスをGPSで追跡したところ、Sergio Calderón氏の自宅にあるとして捜索をしました。

その際に、警察官と偽りAppleのセキュリティー担当者が自宅を捜索したとして、Sergio Calderón氏がAppleを提訴することを計画していたそうです。

その後4ヶ月間訴訟は行われていないが、CENTがSergio Calderón氏の弁護士にインタビューをしたところ、「私はそれについてはノーコメントだ」と話していたが、実際にはAppleと和解に達しているとしています。また、当然のことながらこの件についてはSergio Calderón氏や弁護士には機密保持契約が結ばれているだろうとしています。

ちなみに、この事件のあとに、Appleのグローバルセキュリティー担当バイスプレジデントだったJohn Theriault氏がひっそりと退職をしています。

「iPhone 4」の時にも起きた紛失事件ですが、今回の問題はどうやら当事者間で和解が成立したようですね。Appleの対応にどうやら不手際があったようですが、そもそも紛失してしまったことが問題ですよね。