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AppleのJony Ive氏、新たにChief Design Officerに就任

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Photo by 9to5Mac

9to5Macによると、Appleのデザイン担当シニアヴァイスプレジデントをと務めるJony Ive氏が、新たに作られたChief Design Officerに就任したと伝えています。

これは最初TelegraphのStephen Fry氏によって明らかにされて、さらにAppleのTim Cook氏もスタッフ向けのメッセージでこのことを明らかにしているそうです。

また、iPhone開発チームのRichard Howarth氏が新たにIndustrial Design担当ヴァイスプレジデントに就任し、ハードウェアのデザインを担当することになるそうです。

さらに、Alan Dye氏が、User Interface Design担当ヴァイスプレジデントに就任することになるそうです。なお、Alan Dye氏はiOS 7のデザインや「Apple Watch」のソフトウェアのデザインを担当していた人物だそうです。

Jony Ive氏は現在のすべてのデザインの取組みを担当したまま、新しいアイデアや今後の取り組みにフォーカスすることになるとのことで、7月1日からRichard Howarth氏とAlan Dye氏が新しい役職に就任するそうです。

Jony Ive氏はもうひとつ上の立場に

今までJony Ive氏は、デザイン担当シニアヴァイスプレジデントとしてAppleの製品のすべてのデザインを統括する立場でしたが、今回の新たなChief Design Officerに就任することにより、もうひとつ上の立場でApple全体のことを考える立場になるようです。

おそらく最終的なデザインの決定権というのはJony Ive氏が握るということになると思いますが、通常のデザイン開発は新たに昇格するRichard Howarth氏とAlan Dye氏が指揮を取っていくことになるようですね。