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Apple、アメリカでベータテストサービス立ち上げのためiOSアプリ「TestFlight」をリリース

投稿時間2014.09.06
Testflight

9to5Macによると、Appleは、アメリカのApp Storeにおいて、ベータテストサービス立ち上げのためiOSアプリ「TestFlight」をリリースしていると伝えています。

Appleは「TestFlight」の開発元Burstlyを2014年初めに買収していて、「WWDC 2014」において「iOS 8」のSDKに統合することを明らかにしていましたが、その準備としてApp Storeでアプリがリリースされたようです。

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今のところまだ「TestFlight」がダウンロードできるだけで、立ち上げても上記の画像のような画面になるわけですが、利用ができるようになると、デベロッパーがテスターに対してメールアドレスだけでベータテストに招待することが可能になります。

招待を受けたテスターの「TestFlight」アプリにはそのベータアプリが表示されるようになり、デベロッパーがアップデートした場合はテスターに通知がされるとのことです。

これは「iOS 8」のリリース後に正式に利用が可能になると思われますが、デベロッパーは今までベータテストをするために、テスターのiPhoneなどのUDIDを登録しなければならず手間となっていたのが簡単になるので、ベータテストが今後やりやすくなるのは間違いないと思います。

なお、今のところ日本ではこの「TestFlight」アプリはリリースされていません。

(Photo by 9to5Mac)
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