2012.02.21中国のIT企業Proview社(唯冠科技)は、複数の裁判所で同様の訴えを起こしているようですが、販売停止の判決は初めてとしています。
今回の判決では、Proview社による「iPad」の商標権を認め、電器店によるAppleの「iPad」の販売は商標権に当たると判断されたそうです。
Proview社の弁護士は、「中国市場のすべてのiPadが商標権違反であることを意味する」とコメントしているそうです。
これはAppleにとってはかなり厳しい判決となりましたね。現状では、広東省恵州市のみに適用されるものとなりそうですが、この判決が中国での他の裁判に影響を及ぼす可能性は高いように思えます。
おそらくAppleは上訴する事になると思いますが、今後の行方はわからなくなってきましたね。また、この判決による中国の人の反応というのが興味ありますね。
日本経済新聞によると、中国企業がAppleの「iPad」の商標権を主張し、電器店などに販売止し止めを求めていた判決で、広東省恵州市の中級人民法院（地裁）は、同市の電器店に「iPad」と関連商品の販売停止を命じたと、中国紙が伝えているとしています。
