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ソフトバンク版「iPhone 5」でテザリングのスピードテストをしてみた

いよいよソフトバンクが「iPhone 5」でテザリングサービスを開始されましたが、早速スピードテストを実施してみました。

Sofbankteza
 
テザリングは、Wi-Fi接続、Bluetooth接続、Lightning-USB接続の3つの方式がありますが、今回はソフトバンク 4G LTEエリア内で15インチ「MacBook Pro with Retina Display」にそれぞれ接続する形で行いました。

スピードテストは、RBBTODAYの「スピードテスト」を使い5回計測、その平均値を掲載しています。

なお、参考までにKDDI版「iPhone 5」のデータも掲載しますが、KDDIも4G LTE圏内ですが電波の入りが悪くあまり速度が出ていません。あくまでも参考値としてお考えください。

Iphone5tezanashi
 
まずは測定の前に、「iPhone 5」単体でのスピードテストを行いました。使ったアプリは「RBB TODAY SPEED TEST」です。ソフトバンクは非常にいい数値がでています。

Speedtestwi fi
 
まずはWi-Fiで接続した結果です。30Mbpsを超えています。単体に比べて多少速度は上り、下りとも落ちているものの、十分満足のいく数値だと思います。Webページを色々見てもストレスはありません。

Speedtestbluetooth
 
次にBluetooth接続の結果です。30Mbpsを超えていた下り速度が2Mbps台まで落ちてしまっています。上りも同様に落ちていて、せっかくLTEでテザリングをするにはかなり物足りない結果です。

なお、KDDI版もガクっと落ちているので、完全にBluetoothがボトルネックになっている証拠だと思います。

Speedtestlightningusb
 
最後に、Lightning-USB接続の結果です。ほぼ「iPhone 5」と同じくらいのスピードが出ているのが確認できますね。Macなどと接続するときは充電もしながらテザリングが可能なので一番オススメしたいやり方ですね。あまりスマートではありませんが・・・。

さて、スピードテストをしてみましたが、この3つの接続方式にはそれぞれメリット・デメリットがあります。Wi-Fi接続はスピードが出る一方、バッテリーの持ちには不安があります。

Bluetooth接続は、スピードはかなり遅いものの、バッテリーの持ちはかなりいいです。最後のLightning-USB接続は、スピードはほぼ落ちずに、バッテリーの消耗も心配ありませんが、ケーブルがある状態となってしまいます。

メリット・デメリットを考えた上でこの3つの接続方法を状況や環境によって使い分けるのがいいと思います。

なお、測定した環境では、ソフトバンクのLTEがものすごくいい速度がでていた一方で、KDDIは電波の入りが悪くあまり速度が出ませんでしたが、あくまで1カ所の測定なので、これが両社をLTEの速度を表すものではないことを改めて書き加えておきます。

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