Cowen & Co.のアナリストは先ごろ、アメリカの成人1,225人を対象に今後のタブレット購入意向に関する調査を実施したそうです。
その調査によると、今後1年半以内に「iPad mini」を購入するつもりだと回答した人はわずか12%だったそうで、このうち、他のデバイスから「iPad mini」乗り換えると答えた人は16.6%にすぎなかったとしています。
さらに、これらの回答者のうち「iPad」から乗り換えると答えた人はわずか29%だったとしていて、この結果から、Cowen & Co.のアナリストMatthew Hoffman氏は、「iPad miniはiPadの売り上げを侵食する以上に多くの需要を生み出す」と指摘しているそうです。
「iPad mini」の現状までの売り上げを考えると、「iPad」から乗り換えというよりは、新たに購入して、両方持っている人も多いのではないでしょうか。もちろん「iPad mini」で「iPad」シリーズを初めて買ったという人も多いと思われます。
Apple内部の需要を取り合うというよりも、「iPad mini」はタブレット市場をさらに拡大していく方向にいくのではないでしょうか。
なお、アナリストによっては別の見方をしている人もいるようです。
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