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Apple、2012年度研究開発費に34億ドルを費やす

CNET Japanによると、Appleの2012年度研究開発費が34億ドル(約2,718億円)であることが米証券取引委員会に提出した年次報告書によりわかったと伝えていて、これは前年比9億5200万ドル、39%の増加だとしています。

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費用は増えたものの、全体の売上高と比べると2011年と同様に2%に留まっているとしています。ちなみに、Microsftは2012会計年度に98億ドルを費やし、Googleは2011会計年度に52億ドルを費やしているそうです。

Appleはこの年次報告書に「研究開発への集中投資が、将来の成長と市場での競争力ある地位のために重要であり、自社のコアビジネス戦略の中心となる新製品や改良された製品をタイムリーに開発することに直結すると(当社は)確信し続けている」と記し、「このため、当社は競争力を維持するために研究開発にさらなる投資を行うつもりだ」としているそうです。

Appleは以前から研究開発費が他社に比べて少ないといわれていましたが、前年より増えているものの、MicrosoftやGoogleより少ないのは間違いなく、それでも魅力的な商品やサービスを生み続けていることになりますね。

研究開発費はもちろん重要ですが、やはり有能な人材がAppleには揃っているということがものすごく大きいことだと思われます。