Apple

ソフトバンク孫社長、9月のauへのMNPへの転出について「読み通り」と語る

先ほどの記事で、KDDIの田中社長が、「iPhone 5はauが勝ち」と語っているとお伝えしましたが、ケータイWatchによると、ソフトバンクの孫社長は、10月9日に行われた新製品発表会の質疑応答で、9月の契約数において、auのKDDIがMNPで9万件以上を獲得したのに対して、ソフトバンクは1200件の転入超に留まったことについて、「昨年もほぼ似たような数字で、読み通り。微々たる数で安心しているところ」と語ったと伝えています。

Iphone5 icon1
 
孫社長は発表会の席上でも、「iPhone 5」のLTEネットワークについて、KDDIが541市区町村であるのに対して、ソフトバンクは1090市区町村とアピールし、「より広いエリアでLTEの電波が使える、より高速通信のLTEがiPhoneで受けられる」としています。

4glte sinkansen

また、東海道新幹線のLTEの通信状況を調査していて、ソフトバンクは品川以外の駅で繋がるのに対して、KDDIより繋がる事をアピールしています。

4glteembile

そして、イー・モバイルの経営統合により、基地局を来年の3月までに30000局を達成するとしていて、「より多くのユーザーにLTEのネットワークを広く早く提供できる。世界でもトップレベルのiPhoneのネットワーク展開ができる」と語っているとしてます。

KDDIの田中社長と孫社長のアピール合戦はなかなか収まらないですが、両社とも独自の見解で自分達のネットワークが優れているとしていますね。

実際2台を比べて試す機会というのはなかなかないとは思いますが、健全な競争によりユーザーがメリットを受けるという形になればこれ以上ないことですね。

関連記事
KDDI田中社長、「iPhone 5はauが勝ち」と語る