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iPS細胞の「i」が小文字なのはAppleの「iPod」からきていた

昨晩から京都大学iPS細胞研究所長、山中伸弥教授がノーベル生理学医学賞したニュースで喜びが広がっていますが、朝日新聞によると、iPS細胞の「i」が小文字である理由がAppleの「iPod」にあやかって、広く普及して欲しいとの遊び心だったと伝えています。

Nobelprize
 
iPS細胞は、Induced Pluripotent Stem cell(人為的に多能性を持たせた幹細胞)の頭文字から来ていて、山中教授が名付けたそうですが、その裏にはそういった遊び心があったそうです。

また、山中教授は難しい再生医療の講演中にもこの遊び心を忘れず、「少なくとも1回は笑いを取る。関西でうけるネタは米国で、関東のネタは英国で受ける」と語り、専門用語はなるべく使わず登壇の1分前まで内容をパソコンで直し吟味しているそうです。

なかなか面白いエピソードですよね。まさか「i」の小文字の理由がiPodだとは思いませんでしたし、こんなところにも少なからずAppleの影響があったんですね。

それにしても、山中教授のノーベル賞受賞は本当に素晴らしいですね!日本人がこういった賞を受賞するとやっぱり嬉しいものです。本当におめでとうございます!!