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「iPhone 5」の供給不足は、インセル式ディスプレイ採用が原因!?

Bloombergによると、「iPhone 5」には薄型で軽量のタッチスクリーンを採用することになったが、これが部品不足を招き、発売された週末の供給不足につながったようだと伝えています。

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Appleは「iPhone 5」でディスプレイとタッチセンサーを統合したインセル式ディスプレイ技術を初めて採用していて、関連部品はLGディスプレーとジャパンディスプレイが製造しているとしています。

インセル式ディスプレーの製造プロセスは従来のスクリーンよりも精密な作業が必要なため、ボトルネックが生じる原因となっているとしています。

バークレイズのアナリスト、ベン・ライツィス氏は、「Appleはインセル式ディスプレイ技術への移行のおかげで生産が大きな制約に直面し、需要への苦しい対応を迫られている」としながらも、約1000万個のインセル式ディスプレイが7-9月期に利用可能だとしているそうです。

インセル式のディスプレイについては当初から製造に問題があると伝えられていましたが、やはり供給面に影響が出ているようですね。