また、CNET Japanの別の記事では、この事件についてAppleの広報担当者であるNatalie Kerris氏が被害にあったHonan氏の現在の勤務先であるWiredに以下のように述べているとしています。
Appleは顧客のプライバシーを真剣に受け止めており、『Apple ID』のパスワードをリセットする前に複数の認証情報の入力を求めている。今回の特定の事例では、被害に遭った顧客についての個人情報を入手した人物によって、顧客のデータが侵害された。さらに、われわれは、われわれ自身の社内ポリシーが完全に遵守されていないことも発見した。われわれは、顧客のデータが確実に保護されるように、アカウントパスワードのリセットに関するプロセス全体を見直しているところだHonan氏は、Wiredに寄せた記事の中で「結局のところ、電子メールアドレスのほかに必要なのは、請求先住所と登録されているクレジットカード番号の末尾4桁という簡単に入手できる2つの情報のみだ」という結論を掲載しているとしています。
Appleはこの問題について対策を早い段階で公に明らかにしないといけないですね。iCloudのアカウントが非常に簡単な方法でハックされてしまってはユーザーが安心して使うことは出来ませんからね。
まずは一時的にパスワードリセットを一時的に停止したようですが、どういった対策を発表するのかが注目ですね。Appleの姿勢が問われている感じがします。