Bressler氏の主張は、Appleの意匠権が正確に何を保護するのかに関して、今回の訴訟でこれまでに行われたおそらく最も綿密な調査だとしています。
また、ここでの重要なポイントはインダストリアルデザイナーのものの見方はBressler氏が「一般」の人々と呼ぶ集団とは異なるということだとしていて、Bressler氏は以下のように述べているそうです。
一般の消費者が見る全体的な印象を形作るのは多数の細部だ。インダストリアルデザイナーはそれらの細部に注意を払うように訓練されている。したがって、(消費者は)それらの細部を視覚でとらえるかもしれないが、その印象は全体的な外観に埋もれてしまいがちだ
デザインを見る時にインダストリアルデザイナーはかなり注意深くいろいろな面を見ることが示されていますが、そのデザイナーから見てサムスンの携帯電話やタブレットがAppleの意匠権を侵害しているという見解が示されているようです。デザイナーの視点というのが今回の証言のポイントですね。